神戸六甲ろうけつ染め作家の松本みのぶです。
11月25日(土)、アートスペースさくらみにてピアノとダンスとろうけつ染めのコンサートを開催いたしました
今回のテーマは「スタッカート」。
第一部は重松さんの圧巻のソロから始まりました。
今回はご自身の曲をベースにした即興演奏を約25分。
会場は、一気に重松さんの色に染まりました!
休憩を15分挟んで、第二部の「ピアノとダンスとろうけつ染め」のコラボです。
今回のテーマは『スタッカート』。
第二部は、無音の状態での、私のロウの文字書きから。
今回は、2m×1mの布を張ったキャンバスをなんと2面用意していたのです。
開場前に、下塗りまで準備していたのですが、「時間配分は果たして大丈夫なのだろうか」と不安がよぎっていました。
いよいよ開始です~!
今回は、「スタッカート」に関する昔の評論を引用したものと、「スタッカート」が詠まれている近現代の短歌を書くということで、
お客さんが詠みやすい文字を心がけようと書き始めました。
背中にお客様の視線・・・そして沈黙・・・
2面目からは、短歌のイメージに合わせて、重松さんが即興で音を合わせてくださいます。
2面目を書き終わり、フラヌールと交代!
静から動への転換です!
フラヌールが縦横無尽に舞い!
今回は「躍動感に満ちた『舞』」って感じでした!
またフラヌールと交代して、今度は彩色の始まり始まり~
重松さんの即興演奏とともに。
そしてフラヌールも加わり、三者の融合する時間。
フラヌールが加わってから3回目ですが、回を重ねるごとに、一緒に作品を作ってるという感じが増している気がします。
どんどん広がってるって感じが、演者である私たちだけでなく、お客様の感想からも伺えてとても嬉しいです。
コンサートはここでクライマックス~!って感じだったのですが、
お客様にも楽しんでいただきたくて、今回は2面目をお客様と一緒に染めようという時間を作ってみました。
実は裏手にいたので、舞台の様子はわからなかったのですが、フラヌールも「お客様に参加していただく~」って言っていたので、
今年はより客席との距離が近い舞台になったかもです。
彩色は染料を刷毛で刷り込んでいただくので、
なるべく黒い色の服の方を選ばせていただきました。汚れてはいけませんので(笑)
みなさんに協力していただいて、
とってもリズミカルな作品になりました!
出たり入ったり、ソロ、二組、三組と組み合わせが変わったり、と目まぐるしく複雑でしたが、
後半1時間半、長さを感じなかったという感想を後でいただき、
みなさん集中して観てくださったんだなーと、本当に感謝です。
また、来年も新しいことにトライしていきたいと思っております。
お忙しい中、お越しくださった皆様、ありがとうございました!
また、残念ながら、ご都合が悪く来場していただけなかったお客様も、来年またぜひぜひよろしくお願いいたします。
今までのライブについてはこちらをご覧くださいマセ↓
http://minobu-m.com/2017/11/22/live2017/
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