ろうけつ染めで「地紋おこし」というやり方があります。絵を描くのが苦手な人も楽しいかも。

神戸六甲ろうけつ染め作家の松本みのぶです。

今日は、「地紋おこし」という、ろうけつ染めの技法について紹介させていただきますね。

「地紋おこし」というとなにやらたいそうに聞こえるかもしれませんが、

もともとの布の地模様の通りに、ロウを置いて染料でそめていくやり方です。

完成したストールはこちら。

 

もともと、ペーズリー柄の地模様の入った白のシルクの大判ストールなんです。

 

①まず鮮やかなターコイズブルーに染めます。

布が十分泳ぐぐらいの大きなお鍋に湯を沸かします。

小さな容器にデルクス染料を溶かし、気に入った色を作っておきます。

お湯が沸いたら、溶かしておいた染料をお鍋に投入し、混ぜます。

 

また、染める布は必ず前もって別の容器で水に漬けておかなければなりません

乾いたままで、いきなり染料の入った熱湯に漬けるとムラになってしまいますので。

濡らしておいた布を、染料の入った熱湯の中に入れます。

少し動かしながら、色の加減を見つつ、これでいいかなと思ったところで、いったん布を引き上げ(引き上げないとムラになります!)

染液に酢酸(無ければ、普通のお酢でかまいません)を少し入れ、混ぜます。

また布を戻し、少し動かしながら色の加減を見ていきます。

酢酸を入れると、かなり色が濃くなるので注意してください。

ただ、乾くと色が薄くなるので、そのあたりも考慮ください。

染液から布を引き上げ、色が出なくなるまで念入りに水洗します。

乾かしてアイロンをかけると、鮮やかなターコイスブルーに布全体が染まっています。

 

伸子で布を張ります

薄いスカーフの場合、伸子の針で傷つくこともありますので、スカーフの周りにフチ布を付けておくことをお勧めします。

このような感じです。

 

 

ターコイズブルーで残したいところにロウを置いていきます。

私は、濃淡を付けたかったのので、2段階に分けて作業しました。

ペイズリー柄の通りにロウを置くので、迷わず筆を進めていける感じです。

集中力は要しますが・・・写経とかに近いかも(笑)

結構「無」になれます。

 

ペイズリー柄のターコイズ色で残したいところに全部ロウを置き終わると、最終工程!

黒の染料を刷毛で刷いていきます。

下のターコイブルーの濃度が結構濃かったので、黒を上から刷いても、かなり下のターコイズがひびく感じで、

仕上がりはやや紺に近い色になりました。

 

 

出来上がり!

ロウを落とし、蒸しをかけて、完成です。

華やかな色に仕上がったので、ちょっとしたパーティとかにも使えて便利です♡

気に入って自分で使っております(^^)/

 

 

 

 

 

 

 

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