神戸六甲ろうけつ染め作家の松本みのぶです。
5年ぐらい前に今の住居に越してきたのですが、和室に射す東からの日が眩しく、これは何か作らなければ!と思い、
ちょっと大きめのひなげしの図案のタペストリーを作りました。
私の生活はそれまで、まさしく「紺屋の白袴」状態(笑)。
これはイカン、ということに気づき、ちょっと頑張ってみました。
今ではすっかり、うちの猫殿のお気に入りの場所です。
いつもおシリを半分出してはります(笑)


これも、大きな木枠にぴんと張って染めていきます。
この木枠は1m×2mです。

制作途中の様子です。

これでほぼ完成~!

この布地は、綿オックスフォードなので、ロウ落としをした後、強アルカリの薬剤を塗布し、熱湯で洗い、
使うものなのでちゃんとソーピングし・・・染めた跡の仕上げがとても大変でした。
でも、自分で染めたものが窓辺にあるっていいもんだなーと思います。猫殿も気に入ってくれてるし(笑)
もうちょっと自分のためにもちゃんと(?)染めよう~と、今までの生活態度を反省すきっかけとなったタペストリーでした。
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